ユニークな
インターンシップ

Vol.025 2024年5月27日

弊社では、毎年、情報系大学院生を対象とした10日間のインターンシップを実施しております。
このインターンシップは、弊社にとっては、学生の自由な発想に基づく新たな知識処理技術活用の可能性を発掘することを目的とし、学生にとっては、実用的な知識処理技術を身に着けることを目的としています。
この目的に沿って以下の2コースを用意しています。

1.「ルールベース開発」コース

弊社ルールエンジンを活用したアプリケーションを開発します。開発するアプリケーションは、学生とメンターで相談して決めます。過去には学生がアルバイト勤務する個別指導型学習塾で生徒と講師のマッチングとスケジューリングを行うアプリケーションを開発した例などがあります。

2.「知識記述言語開発」コース

新しいコンピュータ言語を設計し、その処理系を開発します。弊社インターンシップでは、このコースの方が人気があります。このコースでは「世界初のコンピューター言語を作ろう」をテーマにしており、毎年、私たちの想像を超えるユニークなコンピュータ言語が生まれています。

一例を紹介します。インドネシアからの留学生Aさんは、インドネシアの民族楽器「Angklung(アンクルン)」の楽譜を記述する世界初のコンピューター言語を発明しました。このAngklungは、竹製の楽器で、ちょうどハンドベルのように1個の楽器で1つの音を出し、複数人で集まって楽曲を演奏します。従って、参加者にはそれぞれ担当する音が事前に割り振られ、メロディに併せて担当する音を演奏します。

インドネシアの民族楽器「Angklung(アンクルン)」

実は、この担当する音を決める作業には、ちょっとした困難があります。演奏に参加する人数や演奏する曲目によって、最適な音の割り振りが変化します。音の割り振りを間違えると和音などが上手く演奏できなくなります。そこでAさんは、Angklungの楽譜を記述するコンピュータ言語を設計し、演奏参加者の人数なども付記できるようにすることで、音の割り振りを最適化する処理系を開発しました。これを使えば、Angklungの演奏時に音の割り振りに困ることはありません。

楽譜の記述例

楽譜の記述例

このコンピュータ言語と処理系は、間違いなく世界初のコンピュータ言語です。面白いと思いませんか。

このように私たちはインターンシップを通して学生から大きな刺激を受けており、また学生も日頃大学で学んだ理論や技術がどのように実用的なアプリケーションになるのかを学んでいます。参加した学生もこの実践的なインターンシップを楽しんでくれているようです。
今後もどんな新しいアイディアが生まれるか大いに期待しています。

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