NaU Rulebook
社会の変革に追随できるビジネススピードを実現。
業務判断自動化エンジン
- 業務知識を資産化
- 専門知識がなくても運用可能
- ほとんどの業務判断を自動化可能
- RPA連携が容易
業務判断自動化のための4つの機能
パラメータの値が基準を満たしているかどうか判断した結果を返却します。
- マスタチェック
- 申請書チェック
複数のパラメータの値を規則に基づき総合的に判断して判定結果(分類)を返却します。
- 加入審査
内容カード発行基準の自動判定やコンプライアンス判定
- 入居審査
規則に基づきユーザへの質問とユーザからの回答の判断を繰り返して対話的にユーザを案内します。
- 相続手続き必要書類案内
- 保険契約の変更手続き案内
パラメーターの値を規則に基づき変換した結果を返却します。
- インセンティブ計算
- OCR 読取データ変換
適用例(カード会社の場合)
審査業務における問題点
- 審査判断に専門知識や経験を要するため、ベテランスタッフに仕事が集中しがちになる。
- 突然、長い時間をかけて育成したスタッフが家庭事情などで離職することがある。
NaU Rulebookを導入
業務マニュアルやスタッフ個人の持つ業務知識やノウハウを整理してルール定義書を作成し NaU Rulebook に登録。
RPA と NaU Rulebook を連携して手作業を自動化。
導入効果
- 人の判断が必要な業務の自動化
- RPA 適用業務の拡大による業務効率化の向上
- スタッフ参加型の業務知識の再整理・見える化活動
業務知識主導の業務改善活動
誰でも容易にルールを作成できる NaU Rulebook を活用することで、現場主導による業務知識のデジタル化を推進することが可能です。その結果、組織内に散在した業務知識やノウハウを集約して共有し、持続的に運用・保守することが可能になります。
1.業務知識の洗い出し
属人化している、変化が激しい、教育負担が大きい等の業務効率を妨げている業務知識を洗い出します。
2.業務知識の整理
業務担当者へのヒアリングやマニュアル等の調査を行い、業務知識における原理・原則や例外事項を整理します。
4.運用
ルール定義書を NaU DSP Rulebook に登録して実際の業務で利用します。必要に応じて RPA との連携も行います。
5.結果評価
業務改善効果を評価します。効果が認められる場合は継続して業務利用を行います。次の対象となる業務知識を探します。
特長
ルール表をそのまま活用
業務でお使いのルール表があれば、そのまま取り込んで自動判断に使用できます。
エクセルでルール管理
エクセルを用いて業務ルールを作成でき、IT の専門知識がなくても運用が可能です。
高度な推論機能
大規模システムで実績のあるルールエンジン「NaU DSP」の高度な判断機能(前進判断・後進判断・提案型判断)を活用しています。
Webブラウザで利用
Web サーバー型のシステムの為、Web ブラウザがあればシステムを利用可能です。人と RPA の両方にフレンドリーな画面構成です。
RESTインタフェースの提供
HTTP と JSON によるインタフェースも提供しており、他の業務システムとの連携も容易です。
必要十分な語彙セット
業務ルールを記述する為の弊社オリジナルの語彙セット(エクセルの関数のようなもの)を用意しています。文章のように業務ルールを理解しやすく記述できます。
ルール定義書
ルール定義書には単一のパラメータに対するチェック内容、複数のパラメータを組合わせたチェック内容を記載できます。
簡易な表現が可能で、ディシジョンテーブルのように条件の組み合わせを人が考えて記述する必要はありません。

パラメータ定義

ルール定義(ファーストマッチルール)

複雑なマトリックスは不要
条件の組み合わせを人が考えて記述する必要はありません。
操作イメージ
NaU Rulebook はルール選択画面、ルール実行画面、判定結果画面の3 画面構成になっています。
ルール実行画面ではユーザの入力や選択によって入力が必要な項目をハイライトする機能があり、効率的に欲しい判定結果に到達できます。
1.ルール選択画面

2.ルール実行画面

3.判定結果画面

判定結果の理由が説明可能!
- 判定に用いられた入力項目や中間的な計算結果が確認可能です。
- ルール定義作成中は、ルール定義に誤りがないか確認できます。