NaU Tech セッション

IT古典を読み解く:「Prologの技芸」とDX

~なうデータ研究所のルールエンジンの起源とその実用性~

Prologという論理型プログラミング言語をご存じでしょうか。1980年代の第二次AIブームで注目を浴びたPrologですが、現時点では時代遅れと捉えられています。
ですが、実はDX推進のために新しいキーとなる可能性を秘めているかもしれません。
今回のウェビナーでは、名著「Prologの技芸」を紹介しつつ、DX推進におけるPrologの将来性を探究したいと思います。
Prologは、現代の多くのプログラミング言語が「手続き」に基づくのとは対照的に、「論理」に基づいた計算メカニズムを持っています。このメカニズムは、複雑なビジネスロジックやデータ駆動型の判断を効果的に処理することに優れています。
一方でそのままのPrologは、デバッグの難しさや処理が遅い等の課題があります。それらの課題を克服し、高速・高効率な処理を実現したのが弊社のルールエンジンと言えます。
このPrologと最近注目の生成系AIを組み合わせることで、業務プロセスの自動化や最適化、ビッグデータの高度な解析など、企業のDXを大きく加速させる技術となる可能性を紹介します。また、Prologの進化系としてのルールエンジンの価値を探求します。
DXの先端を追求する経営者の皆様、情報システム部門のリーダー、そして革新的な技術導入を検討中のDX担当者のご参加を、心よりお待ちしております。

<配信日>

2023年10月31日(火)11:00~11:20

配信終了しました。

受講料:無料

このような方にオススメ

  • DX(デジタルトランスフォーメーション)のプロジェクトリーダーや担当者
  • 情報システム部門のリーダーや責任者
  • 新しい技術やソリューションの導入を検討している企業の意思決定者
  • AIやルールエンジン技術に興味を持つITコンサルタントや専門家
  • ビジネスプロセスの最適化や効率化に取り組む業務改善チーム
  • 企業内のイノベーションを推進するイノベーション部門のスタッフ
  • 企業の技術戦略やIT戦略を策定・検討している戦略部門のスタッフ

講演目次

  1. 論理型言語「Prolog」とは
  2. 名著「Prologの技芸」紹介
  3. Prologと弊社ルールエンジンの関係
  4. DXにおけるPrologの将来性
  5. まとめ
内容は予告なく変更となる場合がございます。ご了承ください。

講師紹介

エバンジェリスト大野国弘

株式会社なうデータ研究所
上席エバンジェリスト
大野国弘

経歴

2000年なうデータ研究所に研究員として入社。
以降、多岐のルールエンジン導入プロジェクトに参画。
業務知識のデジタル化による業務プロセス改革が専門分野。